家で”簡単に”本格ラタトゥイユが作れる!

出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。
今回ご紹介するのは、トマトの鮮やかな色が食欲をそそる
ラタトゥイユの作り方です。
なぜ僕がこうも夏野菜をオススメする理由は、夏生まれだからかもしれません。
そしてトマト料理は得意中の得意だからです!
もちろん、それだけではありません。
夏に失われがちな栄養素などは、
夏野菜から摂取できるからなんです。
作り方を紹介する前に「ラタトゥイユ」の豆知識をご紹介します。
そもそも「ラタトゥイユ」ってどんな料理なのか?
という方もいらっしゃると思います。
まずはラタトゥイユについてご説明します!
フレンチシェフ直伝「ラタトゥイユ」とは
ラタトゥイユはフランス南部の地方料理です。
ラタは「食べ物」、トゥイユは「混ぜる」を意味します。
野菜のトマト煮なのでいろいろな国で似たよう料理も数多く存在します。
一番よく間違えやすく、似ている料理で
カポナータがあります。
どちらも同じ野菜のトマト煮なんですが
「なにがちがうのでしょうか?」
まずはその違いをはっきりしておきましょう。
「ラタトゥイユ」の味の特徴と「カポナータ」との違い
カポナータ…イタリア、シチリアの料理
ラタトゥイユ…フランス、南仏の料理
南フランスとイタリアは近いので、料理が似ています。
オリーブオイルを使ったり、トマトを使ったり。
文化がすごく似ています。
こちらの

もラタトゥイユ同様、トマトやナス、ズッキーニを使っていて、イタリアのテイストを感じるフレンチの一つです。
カポナータ…ナスを揚げてトマトソースやビネガー、砂糖で甘酸っぱく仕上げる。
ラタトゥイユ…野菜を炒めてトマトソースや塩、ハーブなどで煮込み仕上げる。
そもそも味も違うんですよね。
なのでたまに、「カポナータ」とメニューにありながら、「ラタトゥイユ」を出していたりするバルやビストロもあります。
飲食店もよく間違えたり、あまり知られていないところもあります。
この「ラタトゥイユ」のレシピができた経緯
今回ご紹介する
ガッキーの『ラタトゥイユ』ですが、
この秘伝のレシピは、実はとっても思い入れのあるレシピなんです。
お話していいですか?
『いいんですね?』
いやもうこれ強制的に聞かされるパターンじゃありませんか。どうぞスルーしていただいて構いませんのでね。
初めて社会人となって働いた、東京西麻布にある某高級レストラン。
僕が入社して二年ほどで閉店してしまいましたが、ここで基礎を学びました。
入社してから、一度も僕はシェフに褒めてもらったことがありませんでした。
むしろ怒られてばっかりで、本当に仕事ができませんでした。
でも二年間がんばって、ちょっとずつですが仕事を覚えてきました。
閉店するほんと少し前に、婚礼料理のメイン付け合わせを、
僕が作ることになりました。
それがこの『ラタトゥイユ』でした。
どきどきしながら、シェフに味の確認をお願いしました。
すると一言
『うん、おいしい。』
やったーーーーー!!!!と内心思いながら、目頭が熱くなりました。
初めて褒めてもらえた!!!!
ぼくにとって「ラタトゥイユ」は、忘れられない料理になりました。
そんな思い入れのある秘伝のレシピを今回は紹介しますね!
簡単なのに本格!「シェフのラタトゥイユ」レシピ
特に変わった材料は要りません。
シンプルなラタトゥイユの材料です。
ナス 1本
ズッキーニ 1/2本
玉ねぎ 1/2個
パプリカ 赤、黄色を1/2個ずつ
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 1かけら
(あればタイム、ローズマリーなどを1枝)
カットトマト缶 300グラム
塩、胡こしょう 適量
(今回、野菜はすべて角切りです。乱切り、輪切りでも大丈夫です!)

ラタトゥイユの作り方
秘伝のレシピ!と言っても、難しい技術は一切要りません!
基本的には弱火で炒め続けるだけです。
誰でもポイントさえ押さえれば、簡単にプロの味のラタトゥイユを作ることができます!
①野菜を切る
玉ねぎ、ズッキーニ、ナス、パプリカを1センチ程の角切りにし、ニンニクは軽く手のひらで潰しておきます!

材料は混ぜず、分けておいてください。
(野菜によって火通りが違うので、混ぜないようにしましょう。)
②炒める
ナベもしくは少し深めのフライパンに、オリーブオイルを少し多めにいれます。
潰したニンニクをいれて、弱火でニンニクの香りをゆっくり出していきます。
少し多めにオリーブオイルをいれるのは、あとから入れるナスが油を吸うからなんです。
『後から足せばいいじゃん』
と思うかもしれませんが、後から足すオイルにはニンニクの香りはありません。
最初に多めに入れて、ニンニクの香りをしっかり移しましょう。
ニンニクの香りがしてきたら玉ねぎを入れ、ほんの少し塩をします。
ここで玉ねぎを、弱火で『シュエ』していきます!
→この「シュエ」が本格ラタトウイユを作る上ですごく大事になってきます!
あとのポイントで詳しくご説明しますね!
玉ねぎが透明になってきたらパプリカを入れ、ほんの少し塩をします。
(目安:指2本でひとつまみ)
そしてまた弱火で「シュエ」していきます。

パプリカが少し柔らかくなってきたら、
ナス、ズッキーニをいれて、またほんの少し塩をします。
そのあとさらに弱火で「シュエ」します。

③トマト缶をいれてラタトゥイユを煮込む
ナス、ズッキーニが柔らかくなったら、トマトカット缶、ハーブをいれて、塩、胡椒で味を整えます。
煮詰まってくると焦げやすいので、注意しながら10~15分ほど弱火で煮込むと本格ラタトウイユの完成です!

トマトの酸味や野菜の甘みがあるので、塩はほんのちょっと濃いかな?
ってくらいでちょうどいい味になります。
プロ直伝「ラタトゥイユ」の作り方ポイント
ずばり、何回も出てきた「シュエ」です!
フランス料理って炒めるって単語だけでも沢山あります。
シュエもその『炒める』という表現の中のひとつです。
Suer(シュエ)とは、本来は汗をかかせるという意味があります。これを調理用語にすると、
『食材の水分を出させながら、色づけないように、弱火で、しんなりするまで、ゆっくり炒める』
になります。この調理方法を短くしたのが、シュエです。
ぜひシュエ使ってみてください。
シュエをするときのポイントは塩です!
今回、野菜を入れる度に少し塩をしてきました。
塩をすることによって、食材から水分が出やすくなります。
シュエによりさらに水分が蒸発して、
野菜の旨味、甘さが凝縮します。
強火で作った方がラクなのに…というお声が聞こえてきそうですが、強火で一気に作るのシュエで作るのとでは、仕上がりが全くかわってきます。
シュエで作ったほうが凝縮したうま味、甘みにトマトの酸味が加わります。
味のバランスが取れて、めちゃくちゃおいしくなります。
このポイントさえしっかり守れば、プロもビックリする『ラタトゥイユ』を作ることができます。
シンプルな味付けだからこそ、塩ひとつで味わいが変わります。
僕が普段つかっている塩はこちらのゲランドの塩です。
ゲランドの塩はマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、ただ塩辛いだけでなく、食材の旨味と甘みを最大限に引き出してくれます。
食べてみましょう!
それでは恒例の実食!

野菜がさらに甘くなってる!トマトの酸味も優しくなっていて、すごく美味しい!
ラタトゥイユのアレンジ
ラタトゥイユはまとめて作っておくといろいろアレンジができます。
そのまま食べる他にも、
①ポーチドエッグをのせて、サラダ仕立てに


②パスタにする
③リゾットに混ぜる
④キヌアやクスクスに混ぜて


⑤豆腐に混ぜたりのせたりして一緒に食べる
などなど、他にもいろいろなアレンジができます!
ラタトゥイユの保存期間
冷蔵庫で約1週間ほどが目安です。
冷凍もできますが、野菜がぐちゃぐちゃになりやすくなります。
冷凍の場合は約1ヶ月が目安です。
ラタトゥイユまとめ
いかがでしたか?
難しい技術は必要ありません!
ポイントさえ押さえれば簡単に作ることができるんです!
そして『ラタトゥイユ』の食べ方はいろいろあります。
温かくても冷たく食べても美味しい。
あなたのお好みのお召し上がり方で「ラタトゥイユ」をぜひ作ってみて、
お楽しみくださいね!
今晩の献立にぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
トマト缶はまとめて家で常備しておくと、いろいろな料理に使えるのでかなり便利です。
ガッキーも常備してます。
それに、スーパーで買うと重いし大変ですよね!
トマト料理やパスタにすぐ使えるのでおすすめです。
パスタは、バリラの商品を愛用しています!
👍オススメ記事はこちら
このラタトゥイユをもっと極めたい方におすすめ。
▼トマト缶ではなく、トマトソースを使って作ってみましょう。












