【プロ直伝】ポークステーキの焼き方|厚切り豚肉を柔らかく肉汁たっぷりに仕上げるコツ

この記事を書いた人
出張料理人シェフガッキー
⬛︎東海地方の出張シェフ
TVチャンピオン極 缶詰料理王選手権優勝|月間最高26万PVのレシピブロガー|
🇫🇷ミシュラン現3つ星Clos des sens
🇯🇵西麻布ザ・ジョージアンクラブ|六本木グランドハイアット東京|愛知のビストロ|カフェ|バイキングレストラン|やきとり屋など様々な業態を経験し2016年出張料理人として独立。
・得意な料理はフレンチ・缶詰料理・ジビエ料理・欧州料理
・資格|調理師免許|狩猟免許

目次

【肉汁たっぷり】プロのポークステーキの焼き方!

ポークステーキ プロのポークステーキ 豚肉ステーキ 

出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです。
今回はポークステーキの美味しい焼き方をご紹介します!
せっかく厚切りの豚ロース肉を買ったのに、
「焼いたら硬い」「肉汁が出てパサパサになった」
という経験はありませんか?

ポークステーキを美味しく仕上げるポイントは、特別な調味料ではなく「焼き方」にあります。

フレンチの現場でも肉料理を扱ってきた経験から、今回はフライパンで作れる、肉汁たっぷりで柔らかいポークステーキの焼き方を紹介します。

・厚切り豚ロースを柔らかく焼くコツ
・肉汁を逃さない火入れ方法
・プロが実践する焼き時間の目安

家庭でもレストランのような仕上がりになるポイントを、シェフ目線で詳しく解説します。
比較的リーズナブルに手に入りやすい豚肉ですが、牛肉とはまた違う旨味を感じられるので、僕は豚肉好きですね!

「シンプルに焼く」

簡単ですが奥深い世界を、今日はご紹介します。

ポイントを押さえれば、誰でも美味しく焼けるようになります

プロが教えるポークステーキを柔らかく焼く3つのポイント

①焼く前に常温に戻す

冷蔵庫から出してすぐ焼くと焼きムラが出たり、火が通りにくいので、うまく焼けなくなってしまいます。

②最初は強火で焼き色をつける

焼き色をつけることでメイラード反応がおき、香ばしい味わいになります。

③ 焼いた後に休ませる

焼いて休ませることで、肉汁がおちつき、しっとりした味わいになります。また、余熱でゆっくり火も入るので、硬くなるのを防いでくれます。

目安としては焼いた時間と同じ時間休ませることです。

厚切りポークステーキの焼き時間の目安

ステーキ肉なので、室温に30分以上戻した状態で、1センチ以上の厚みがある塊のお肉が前提ですが、

1ポンド(450g)で15分〜20分焼く

が目安になってきます。

100gで  3分〜4分
200gで  6分〜8分

このようなイメージです。
薄すぎるともう少し早く火が入りますが、2センチ以上の厚みの肉の場合は、このようなイメージで火をいれましょう。
オーブンで焼く場合は200℃のオーブンで15分〜20分ほど焼いて、15分ほど休ませる。
これが最高の火入をする焼き時間の目安です。


今回のレシピはフライパンで焼き上げるので、15分も連続でフライパンで焼くと焦げてしまったり、片面だけ焼けて、ムラがでてしまう可能性があります。
フライパンでやる場合は
15分焼くのであれば、5分を3回に分けます。
5分フライパンで焼き、5分休ませる。
これを3回繰り返します。

豚肉が硬くなる原因と柔らかくする方法


火を入れすぎる

豚肉のタンパク質は約65℃を超えると急速に収縮し始め、水分が抜けてしまいます。火を通しすぎるとパサパサで硬くなります。

冷たいまま焼いている

冷たいまま焼くと周りだけ火が入り、硬く仕上がってしまいます。
常温に戻すことでこの失敗を防げます。

ポークステーキの火入が心配なら

とは言うものの、硬いのは嫌だけど、生焼けが心配。
65℃がわからないよという意見もあると思います。
プロの僕でも、65℃になったなんてわかりません。
肉の断面をみれば、火が入ったかどうか判断はできますが、切ってみるまでわかりません。
そこでおすすめなのが、芯温計です。
低温調理器は価格が結構しますが、芯温計なら安いもので1000円〜3000円ほどで購入できます。

今回のポークステーキだけでなく、お肉全般の火が入ったかどうかや、赤ちゃんやお子様用の飲み物やミルクの温度を測る時に、本当に人肌なのかを数字でちゃんとみることができます。
一家にひとつ芯温計があれば、お肉の火入れも心配なく、いろいろな場面でもつかえます。

早速『ポークステーキ』焼いていきましょう!

ちなみに、牛ステーキも同じ容量なので、次は牛のステーキも試してみてください。

お肉好きの皆さまには、この記事と合わせてご覧いただければと思います。

【プロのレシピ】絶対に美味しい「ポークステーキ」の焼き方

特別な技術は一切必要ありません!

材料

(2人前)

豚肩ロースの塊  200グラム

塩、黒コショウ  少々

オリーブオイル  少々

●ソース

酒  50cc

みりん 20cc

しょうゆ  25cc

粒マスタード  大さじ1

白ネギ  1/2本

アルミホイル  30センチくらい

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作り方

今回はステーキだけのレシピです。
豚肉の部位はロース、肩ロース、ヒレ肉がおすすめです。
スーパーの豚肉でも充分ジューシーに仕上がりますが、多くのプロも使っているイベリコ豚も、美味しいのでオススメです。値段はまあまあします。

①豚肉を常温に戻す

ここが大事なんです!
冷蔵庫から出してすぐ焼くと焼きムラが出たり、火が通りにくいので、うまく焼けなくなってしまいます。夏なら15分程、冬なら30分程常温においておきます。
※直射日光が当たる場所など、暑い場所には置かないでください!

②塩・コショウをする

肉が室温に戻ったら、塩・コショウで両面に味付けをします。
結構しっかり目に塩をしましょう。
目安は、肉の重さの1パーセントの重さの塩をします。
200グラムだったら、2グラムの塩をします。
実は結構塩をします。

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グラムなんて測ってられないよ!という方は、焼肉を思い出してみてください。

焼肉をしたときって薄い肉に一枚一枚、塩コショウをすると思います。
この塊り肉を、例えば10枚くらいに薄く切ってあって焼き肉にしたら、一枚一枚断面に塩コショウしますよね?
これが10枚分合計すると、結構塩、してるんですよ!

だから塊り肉に塩をするときは『焼肉みたいに薄く切ってあったら1枚これくらい塩をする』イメージで塩コショウをしてみましょう!
「結構塩かけたな」というくらいが、意外とちょうどよかったりします。

③ポークステーキを焼く

さて、いよいよ肉を焼いていきます。
できたら鉄のフライパンがオススメですが、テフロンでも大丈夫です。
鉄のフライパンは熱伝導もよく、お肉がおいしく焼けます。

フライパンを強火で熱し、オリーブオイルを入れます。

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しっかりフライパンが温まったら肉を入れます。
しっかり焼き色をつけるために、しばらくは触らないようにしましょう。
料理初心者で多いのが、「すぐに気になって裏を見たり動かしたりすること」です。
1〜2分はしっかりと焼きましょう。
触ったとしても、少し持ち上げて肉の下に油を流すくらいにしておいてください!

そうすることで、

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このようにしっかり焼き色がつきます。
裏面も同様、しっかり焼き色をつけて焼きます。
『焼き目も旨み』なのでしっかりやりましょう!
側面も焼きましょう!

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大体、3分〜300グラムの肉なら5分ほどで、全体に焼き色がつくと思います。
そしたら、取り出します。

④休ませて、もう一度焼く!

さて、これで完成ではありません。
熱い熱いフライパンで焼かれたので、周りは熱々ですが、中はまだ冷たかったりします。
休ませることで、周りの熱が、じわじわと中に伝わっていきます。
取り出したらアルミホイルをかぶせ、休ませます。

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焼いた時間と同じ時間休ませます。
3分かかったなら3分、5分かかったなら5分休ませます。
そしたら再び、フライパンを熱し(洗わずそのままでいいです)再び肉を入れて、油を全体になじませたら、

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蓋をして、弱火で5分程焼きます。
5分たったら、再び取り出し休ませます。

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ここもさっきと一緒です。
焼いたら、焼いた時間と同じ時間休ませます。

⑤しょうゆでソースを作る

休ませてる間にソースを作ります。

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フライパンはまさか洗ってませんよね?
焼いた旨み残ってます!これをソースに利用します。洗わないでね!
油が結構出てるので、少しだけ油を残しあとは捨てます。
酒とみりんを入れてアルコールを飛ばし、
しょうゆ、粒マスタードを入れて、ソースの完成です!

今回は和風のソースにしてみました!
肉を切って、薄いピンク色になっていれば完璧です!
肉の大きさや、重さによっては、火が入ってないこともあるので、その場合は蓋をして、少し焼きましょう!
その際も休ませることをお忘れなく!

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ではでは肉をカットします。
このようにインパクトな切り方でもいいです。

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少し厚めに切っても美味しいですよ。
ソースをかけていただきましょう!
今回はネギを添えました!
サラダとか、焼き野菜とかでも合います。

そしてプロの僕からおすすめなのが、この2つのアイテムです。
一つ目は塩!
塩をしてシンプルに焼く料理だからこそ、ちょっといい塩にするだけで味が激変します。
ぼくのおすすめはゲランドの塩です。
仕事でも愛用していて、甘味があり、自信をもっておすすめできます。

そしてもう一つは、レシピの中でも紹介した芯温計です。
ステーキやローストビーフの不安は、「中にちゃんと火が通ったかな?」だと思います。
豚肉は63℃以上で30分加熱すれば、安全に食べることができます。
65℃まで温度を上げて、しっかり焼いた時間と同じ時間やすませれば安全に食べることができます。
その温度を測れる温度計はステーキに限らず、家庭に一個あるだけで、安心安全にお肉を食べることができます。

1000円〜3000円台で買えるので、ぜひチェックしてみてください。

ポークステーキにおすすめの付け合わせ

人参グラッセや、じゃがいもを使った付け合わせは相性抜群です。

【肉汁たっぷり】プロのポークステーキの焼き方!のポイント

  • 常温に戻す

冷蔵庫から出したてだと焼きムラが出て、うまく焼けません。
焼いた後に休ませる時も、ジワジワ熱が伝わりにくいのでしっかり常温に戻しましょう!

  • 塩をしっかりする

ビビって薄くしないように!
しっかりしないと、肉の味がうまく引き出せません。
焼肉をした時のイメージで、この塊の肉が薄く切ってあって、一枚一枚に塩コショウしたら?というイメージで塩をしてみましょう!
肉の1パーセントの重さの塩をしましょう!

  • 焼き色をつける

焼き色も旨み!香りも出るので、しっかりフライパンを熱し、入れたら、あまり動かさない!我慢するところは我慢しましょう!

  • 休ませる

人間も休まないと疲れますが、肉も一緒です。
焼いたら、焼いた時間休ませて、じっくりゆっくり火を入れましょう!

【よくある質問】ポークステーキのFAQ

ポークステーキは何分焼けばいい?

常温に戻した状態で450gで15分〜20分が目安です。あくまで目安です。

厚切り豚ロースを柔らかくする方法は?

常温に戻してから焼いて、火を入れすぎない。

ポークステーキは弱火で焼くべき?

焦げつきそうになったら、弱火にしましょう。

豚肉は焼いた後休ませる?

焼くのにかかった時間と同じ時間、アルミホイルに包んで休ませましょう。

ポークソテーとの違いは?

ソテーは炒めるといういわば動詞です。ステーキは名詞のようなものだと思ってください。

【試食】ポークステーキ食べてみましょう

ジューシーでめちゃくちゃうまいいいいいい!!!

シンプルで、ポイントさえつかめれば、

ステキなステーキ焼けると思います!

今夜はちょっと大きめのお肉を買って『ポークステーキ』を焼いてみてはいかがでしょうか? 

そして、お肉にはお酒がめちゃくちゃ合います。
そんなお酒好きな方におすすめなのが、このビアキューブです。
お酒が薄まらず、キンキンに冷えた状態を保ってくれます。

是非試してみてください!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

ポークステーキを見てくれた方におすすめレシピ

この記事を書いた人
出張料理人シェフガッキー
⬛︎東海地方の出張シェフ
TVチャンピオン極 缶詰料理王選手権優勝|月間最高26万PVのレシピブロガー|
🇫🇷ミシュラン現3つ星Clos des sens
🇯🇵西麻布ザ・ジョージアンクラブ|六本木グランドハイアット東京|愛知のビストロ|カフェ|バイキングレストラン|やきとり屋など様々な業態を経験し2016年出張料理人として独立。
・得意な料理|フレンチ|缶詰料理|ジビエ料理|欧州料理
・資格|調理師免許|狩猟免許

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