【出張シェフとは?】料金・選び方・おすすめサービスを現役出張シェフが徹底解説

この記事を書いた人
出張料理人シェフガッキー
⬛︎東海地方の出張シェフ
TVチャンピオン極 缶詰料理王選手権優勝|月間最高26万PVのレシピブロガー|
🇫🇷ミシュラン現3つ星Clos des sens
🇯🇵西麻布ザ・ジョージアンクラブ|六本木グランドハイアット東京|愛知のビストロ|カフェ|バイキングレストラン|やきとり屋など様々な業態を経験し2016年出張料理人として独立。
・得意な料理はフレンチ・缶詰料理・ジビエ料理・欧州料理
・資格|調理師免許|狩猟免許

"料理人になるには?"
料理人歴20年の現役シェフが
今までの経験をもとに徹底解説

「自宅にシェフを呼んで、レストランのような料理を楽しんでみたい」

そんなときに選択肢になるのが、出張シェフ・出張料理というサービスです。

誕生日や結婚記念日、還暦祝いなどの特別な日だけでなく、家族の食事会、ホームパーティー、友人との集まり、新築祝い、自宅での接待や企業の懇親会など、利用される場面も広がっています。

一方で、初めて利用する方からは、

  • 出張シェフって具体的に何をしてくれるの?
  • 料金はいくらくらい?
  • ケータリングとは何が違う?
  • 自宅のキッチンでも大丈夫?
  • 個人のシェフと大手サービス、どちらがいい?
  • 料理人はどうやって選べばいい?
  • 本当にレストランへ行くよりいいの?

といった疑問をよく聞きます。

そこでこの記事では、2016年から出張料理人として活動している現役シェフの立場から、出張シェフの仕組み、料金、メリット・デメリット、選び方、代表的なサービスまで、利用者目線で詳しく解説します。

私自身、これまで1,500件以上のお宅や会場で料理を提供してきました。

実際の現場で感じる「事前に確認しておいたほうがいい」というポイントも含めて紹介しますので、初めて出張シェフを利用する方はぜひ参考にしてください。

目次

出張シェフとは?

出張シェフとは、料理人が自宅や指定した会場へ出向き、その場で料理を調理・提供するサービスです。
一般的な出張料理では、シェフが食材を準備して訪問し、利用者のキッチンなどを使って調理します。

料理の内容はサービスによって異なりますが、コース料理、パーティー料理、家庭料理、作り置きなどさまざまです。
特別な日のディナーで利用されることが多い一方、普段の食事や企業のイベントなどにも利用されています。
私が出張料理を始めた2016年当初と比べても、「自宅にシェフを呼ぶ」という食事の楽しみ方はかなり知られるようになりました。

出張シェフは何をしてくれる?

サービスによって異なりますが、一般的には、

  1. 事前の打ち合わせ
  2. メニューの決定
  3. 食材の準備
  4. 自宅・会場への訪問
  5. 現地での調理
  6. 盛り付け・料理提供
  7. 使用した調理器具などの片付け

までをシェフが担当します。

ただし、どこまでが料金に含まれるかはサービスごとに違います。

食材費、交通費、食器、ドリンク、ケーキ、テーブルコーディネートなどが別料金になる場合もあるため、
予約前の確認が重要です。

出張シェフとケータリングは何が違う?

「出張シェフ」と「ケータリング」は、どちらも自宅や会場で料理を楽しめるサービスですが、仕組みは異なります。

出張シェフケータリング
調理現地で調理することが多い調理済み料理を搬入することが多い
料理一皿ずつ提供するコース料理などや大皿料理大皿・ビュッフェなど
料理の温度出来立てを提供搬入・保温などの方式による
シェフ現地にお伺いする調理・配膳スタッフ中心の場合だけで、シェフ不在の場合も
向いている用途記念日・家族の食事・接待など大人数のパーティー・イベントなど

出張シェフは現地で調理、ケータリングは現地で盛り付けるのようなイメージがあります。
もちろん、最近はケータリングでも現地調理を行うサービスがありますし、出張料理でも大皿料理を提供するケースがあります。

そのため、名称だけで判断する前に、「目的を明確化し、様々な出張シェフ・ケータリングサービス」を確認することが大切です。

出張シェフの料金相場は?

出張シェフの料金は、かなり幅があります。
一例として、現在公開されているサービスでは、1人あたり7,000円~20,000円台程度を目安として紹介しているケースがあります。
一方で、サービスによって料金体系そのものが違うため、単純に「1人○円が相場」と考えるのはおすすめしません。
料金を見るときは、次の項目に分けて考えると分かりやすくなります。

①料理・コース料金

最も基本となる料金です。
フレンチ、イタリアン、和食、中華、寿司など、料理ジャンルやシェフの経験、料理内容によって価格は変わります。
一般的には、
カジュアルな料理 → 比較的リーズナブル
本格的なコース料理 → 高価格帯
という傾向があります。

お伺い最低人数が4名様以上〜など、人数によって頼めたり頼めなかったりするプランもあったりします。
お1人様平均5,000円〜と表記があっても、4名様以上でと書かれていたりすると、2名様では頼むことができないこともあります。
または、4名様分の料金であれば、2名様でも依頼できることもあります。

②食材費

食材費が料理料金に含まれているサービスもあれば、別途請求されるサービスもあります。
ここは特に注意したいところです。
例えばシェアダインでは、サービス料金とは別に食材費が必要な場合があります。
「1万円だから1万円で全部済む」とは限らないわけです。

③交通費・出張費

自宅まで来てもらうため、交通費が発生する場合があります。
サービスによって、

  • 料金に含まれている
  • 一律料金
  • 地域によって変わる
  • 遠方のみ追加料金

など違いがあります。

例えばPRIME CHEFでは、コース価格に出張作業費と食材費が含まれ、交通費が別途設定されています。

④オプション料金

サービスによっては、

  • 子ども用料理
  • バースデーケーキ
  • ワインペアリング
  • 食器レンタル
  • ドリンク
  • 特別食材
  • 追加料理

などを追加できる場合があります。

比較するときは表示価格だけでなく「総額」で比較することが重要です。

出張シェフはなぜ料金に幅があるの?

これは非常に重要なポイントです。
同じ「出張シェフ」という名前でも、実際にはサービスの内容がまったく違うことがあります。
例えば、

家庭料理の作り置き

と

高級食材を使ったフルコース

では、同じ「出張料理」でも必要な技術・食材・調理時間が違います。

さらに、

  • 2名様なのか20名様なのか
  • ランチなのかディナーなのか
  • 調理時間は何時間か
  • 食材を誰が用意するのか
  • 食器を用意するのか
  • サービススタッフがいるのか
  • シェフの経験・専門性はどうか

によっても変わります。

そのため、価格だけを見て「高い・安い」と判断しないことが大切です。

出張シェフを利用するメリット

1. 自宅にいながらレストランの料理を楽しめる

最大の魅力はこれです。
レストランへ出かける必要がなく、自宅がそのまま食事の会場になります。
特別な日にわざわざ移動する必要もありません。
料理を食べ終わったら、そのまま自宅でゆっくり過ごせる。
この「移動しなくていい」というメリットは、実際に利用するとかなり大きいものです。

2. 小さな子どもがいても利用しやすい

小さな子どもがいるご家庭では、
「レストランに行きたいけれど、子どもを連れて行くのは少し大変」
ということがあります。
自宅なら、

  • 周囲を気にしなくていい
  • 食事の途中で席を立ってもいい
  • 授乳や寝かしつけができる
  • 子ども用の料理を用意できる

など、外食とは違った自由があります。

3. 家族や友人との会話に集中できる

ホームパーティーでは、
「料理を作っていたら、気がついたら自分はほとんど話せなかった」
ということも珍しくありません。
出張シェフなら、料理を任せてゲストとの時間を楽しめます。

4. 料理そのものがイベントになる

出張シェフでは、料理を食べるだけでなく、シェフが目の前で料理を作ることそのものが体験になります。
調理中の音や香り、盛り付けを見ることができる。
料理について質問することもできます。
レストランとは違う、家庭ならではの距離感があり、ライブキッチンを楽しむことができます。

5. 大切な人との時間を優先できる

誕生日や還暦祝い、結婚記念日などで「誰とどんな時間を過ごすか」が大切なことがあります。
出張シェフは、料理を外注することで、主催者が料理以外のことに集中できます。
これは私自身、長年出張シェフをしてきて強く感じる部分です。

出張シェフのデメリット

もちろん、すべての人におすすめできるわけではありません。

1. 自宅に他人を入れる必要がある

最大のハードルはここです。
自宅というプライベートな空間に、初対面の料理人が入ります。
「それが少し抵抗がある」という方には、レストランのほうが向いているかもしれません。

2. キッチンを使う

基本的には自宅のキッチンを使って調理します。
他の人に台所に入られたくないと思う方もいます。

3. 外食より高くなることがある

シェフの料理代金の他に、交通費がかかります。
場合によってはタクシー代などで、交通費の合計が思ったより高くなるなんてことも。

出張シェフを選ぶには?どこから探す?

現在の出張シェフ市場を見ると、大きく分けて次のようなタイプがあります。

①マッチング・プラットフォーム型

複数のシェフから、自分の条件に合った料理人を探すタイプです。
代表例として、

  • PRIME CHEF
  • シェアダイン
  • シェフくる
  • その他の出張料理プラットフォーム

などがあります。
複数のシェフやフレンチ・和食など様々なジャンルから比較できることがメリットです。

では出張料理のプラットフォームはなにがあるのかをご紹介します。

シェアダイン

出張シェフだけでなく、栄養士など食の専門家も登録する大手サービスです。
作り置きや日常の食事サポートなど、「特別な日のコース料理」以外にも対応しています。
定期利用にも対応しており、日々の食生活をサポートしてほしい方にも向いています。

プライムシェフ

高級レストランやケータリングなどで経験を積んだプロのシェフを探せる出張シェフサービスです。
シェフ選びだけでなく、条件を入力して複数のシェフから提案を受ける「あなピタ!」予約にも対応。
記念日やホームパーティーだけでなく、接待・法人イベントなどにも利用できます。

お届けリストランテ

厳選したシェフが自宅や指定した場所へ出張し、料理を提供するサービスです。
関東・関西・中部・中国・九州など幅広い地域に対応しています。
シェフを検索して、自分の好みに合う料理人を選べるのが特徴です。

ゼヒトモ

出張シェフに限らず、さまざまなサービスのプロと依頼者をつなぐマッチングプラットフォームです。
出張シェフでは、希望条件を入力すると条件に合うプロを最大5名紹介してもらえます。
料理ジャンル・予算・人数などを比較しながら、自分に合うシェフを探したい方に向いています。

クラウドシェフ

自宅でプロの料理を楽しむことをコンセプトにした出張シェフのプラットフォームです。
シェフ・プランの検索から予約、シェフとのコミュニケーション、決済までをオンラインで完結できます。
日常の食事から記念日まで、利用シーンに合わせてシェフやプランを選べます。

うちシェフ

出張料理に加えて、ケータリング・デリバリー・料理教室まで展開する食のサービスです。
出張料理では、調理・盛り付け・提供・片付け・キッチンの現状復帰まで対応。
フレンチ、イタリアン、和食、中華、エスニックなど幅広いジャンルから選べます。

シェフくる

一般家庭にプロのシェフが訪問し、自宅で料理を楽しめる出張シェフサービスです。
フレンチ、イタリアン、和食、寿司など、シェフや料理ジャンルから探すことができます。
誕生日・お祝い・子どもとの食事・接待など、さまざまな利用シーンに対応しています。

あくまで僕個人が調べたことをまとめております。
ご依頼の際は、実際に各プラットフォームで詳細をご確認ください。

ここで知っておきたいのが、一人のシェフが複数のプラットフォームに登録しているケースもあるということです。
複数のプラットフォームサービスを使い分けながら活動しているシェフもいます。
そのため、プラットフォームの名前だけで「このサービスなら、このサイトが一番」と判断するのではなく、最終的にはシェフ本人の経歴、料理ジャンル、過去の実績、口コミ、料金、対応エリア、そして自分の希望との相性を見ることが大切です。
出張シェフ選びでは、「どのサイトを使うか」と同じくらい、「誰に料理をお願いするか」が重要なポイントになります。

②個人で活動する出張シェフ

私のように、料理人自身が直接予約を受けて出張するタイプです。
このタイプのメリットは、料理人本人と直接やり取りできること。
料理へのこだわりや人柄、得意料理、過去の経験などを確認したうえで選べます。
一方で、サービス内容や料金体系はシェフごとに大きく違うため、自分で確認する必要があります。
それでは個人のシェフだとどのような方がいるのかご紹介します。

佐々木竜太シェフ

イタリアでの修業経験を持ち、現在は出張料理を中心に活動するシェフです。
自家製フレッシュチーズなど、素材から丁寧に仕込む料理を大切にし、自宅だけでなく別荘への出張にも対応。
「少し特別な食事」をテーマに、人数や予算、シーンに合わせた料理を提案しています。

nomade kitchen (ノマドキッチン)

フランスの星付きレストランや都内レストランで経験を積んだ、田浦幸太郎・平野井浩二の2人による出張料理ユニットです。
2人とも僕の専門の時の同期です。
出張料理だけでなく、ケータリング、BBQ、ワイン会、フードイベントなど幅広いスタイルに対応。
年間160件以上の出張実績があり、企業とのタイアップなどにも取り組んでいます。

Your Chef

愛知県を拠点に、2017年に個人で出張シェフを始め、現在は2人のシェフで活動する出張料理サービスです。
和食とフレンチを融合した料理や天ぷらなど、シェフごとの得意分野を生かした料理を提供。
自宅やイベント会場での料理に加え、調理・盛り付け・提供・後片付けまで一貫して対応しています。

ガンジーの江戸前鮨(寿司友会)

実店舗を持たずに活動する、愛知県の出張専門の江戸前鮨店です。
職人が自宅やレンタルスペースへ出向き、江戸前の技法を施した鮨を一貫ずつ握って提供。
個人宅での食事会だけでなく、企業・イベントでのケータリングやコラボ企画などにも対応しています。
ガンジーさんとは、同じ時期に活動をスタートし、何度かお会いしたり交流があります。

キッチン山本

静岡県藤枝市で30年間イタリアンレストランのオーナーシェフを務めた後、出張料理人として活動しています。
自宅でのコース料理だけでなく、ホームパーティー、BBQ、企業イベント、ケータリングなどにも対応。
食材・調味料・基本的な調理器具を持参し、料理後の片付けまで行うスタイルが特徴です。

小暮剛シェフ

1992年に出張料理人として独立し、30年以上にわたって全国・海外で活動してきた料理研究家です。
季節の野菜を中心に、生クリームやバターを控えたヘルシーな料理を得意とし、高齢者や子どもへの対応にも力を入れています。
出張料理に加えて、食育、介護食、商品開発、料理講演など、「食」に関する幅広い活動を行っています。
情熱大陸にも出演経験のある出張料理人のパイオニア的存在です。

シェフガッキー

最後に、この記事の著者です。
20年以上のフレンチ経験を持ち、2016年から出張料理人として活動するシェフです。
開業から10年以上経ち、開業当初からご利用いただいているお客様もいます。
名古屋・愛知を中心に、岐阜・三重、さらに全国の自宅や会場へ出張し、フレンチをベースとしたコース料理を提供。
これまでに1,500件以上のご家庭・会場で料理を提供してきた経験を生かし、記念日から家族の集まり、法人利用まで幅広く対応しています。

③飲食店・料理事業者が提供する出張料理

レストランや料理会社が、店舗以外の場所へ出張して料理を提供するケースです。
店舗の料理を自宅やイベント会場で楽しめることがメリットです。
大人数のイベントなどでは、このタイプが向いている場合もあります。

以上ですがあくまで僕個人が調べた範囲でのご紹介です。
実際はもっと多くのプラットフォームや個人で出張シェフをされている方はいると思います。
随時追記できればと思っております。

※大手プラットフォームの場合、大勢のシェフから選べるのがメリットです。
個人の出張シェフの場合は、そのシェフに直接依頼しないといけません。
しかし、大手プラットフォームに登録しているシェフは、手数料や利用料をプラットフォームに引かれるので、
個人シェフ1万円の料理とプラットフォームのシェフの1万円の料理だと、手数料の分、ボリュームや材料のランクの差が出る可能性があります。
どちらもメリット・デメリットがありますので、そのあたりを選択の際に、思い出してみてください。

おすすめの出張シェフサービスは?

ここで「一番おすすめはこのサービスです」と断言するのは、私はあまり好きではありません。
なぜなら、利用する人によって最適なサービスが違うからです。

例えば、

「できるだけ多くのシェフから選びたい」

のであれば、マッチング型のプラットフォームが向いています。

「料理人のプロフィールを見て、自分でシェフを選びたい」

なら、シェフ個人型が向いています。

「いつものレストランの料理を自宅で食べたい」

なら、飲食店が提供する出張サービスが向いているかもしれません。

そこで、サービス名だけでなく「どんな人に向いているか」で比較してみましょう。

タイプ向いている人メリット注意点
プラットフォーム型複数のシェフを比較したい選択肢が多い(中華や和食などジャンル多数)システムや料金体系を確認
個人シェフ型シェフとの相性を重視直接相談しやすいシェフごとの差が大きい
レストラン・事業者型店の料理を楽しみたいブランド・料理の安心感対応エリア・人数を確認

出張シェフを選ぶときの7つのポイント

ここからが、実際に利用する人には一番重要です。

①利用目的を明確にする

まず、
「何のためにシェフを呼ぶのか?」
を考えましょう。
例えば、

  • 誕生日
  • 結婚記念日
  • 還暦・古希祝い
  • 家族の集まり
  • ホームパーティー
  • 友人との食事会
  • 接待
  • 会社の懇親会
  • 新築祝い
  • 別荘での食事

など。

目的が決まれば、必要な料理・人数・予算も決めやすくなります。

②料理ジャンルを見る

フレンチが得意なシェフと、和食が得意なシェフがいます。
中にはどのジャンルも得意なシェフもいるかもしれませんが、そのようなシェフは稀です。

「記念日だからコース料理が食べたいからフレンチのシェフを」

「両親の古希のお祝いだから、和食や寿司がいいな」

「子どもも食べられる料理がいい」

など、希望を具体的にしておくとどんなシェフにお願いするかが明確になってきます。

③シェフの経歴を見る

個人的には、これはかなり重要だと思っています。

見るべきなのは、

  • 料理人歴
  • 修業先
  • 得意ジャンル
  • 店舗経験
  • 出張料理の経験
  • 資格
  • メディア掲載
  • 過去の実績

など。
特に出張料理では、「料理ができる」だけでなく、柔軟に対応できるかも重要です。
様々な経験を持つシェフは柔軟に対応できる方が多い印象です。

無愛想なシェフより、笑顔で自宅の雰囲気に溶け込めるようなシェフがいいですよね?自分たちのイメージに近いシェフを探したい。
そんな時は、各シェフの動画があれば見てみるとそのシェフの雰囲気を掴めるかもしれません。

④口コミは「料理がおいしい」以外を見る

口コミを見るとき、

「おいしかった」
だけで判断する必要はありません。

むしろ、

  • 対応が丁寧だった
  • 子どもへの対応がよかった
  • 時間通りだった
  • キッチンをきれいに使ってくれた
  • 片付けまでしてくれた
  • コミュニケーションがよかった

といった部分まで確認しましょう。

⑤料金の「総額」を確認する

必ず、

「結局いくらかかるのか?」
を確認しましょう。
チェックする項目は、

  • コース料金
  • 食材費
  • 交通費
  • サービス料
  • 子ども料金
  • オプション
  • 食器代
  • ドリンク
  • ケーキ

などです。
予約の前に見積もりを出してくれるシェフもいるので、総額が分かりにくい場合はまず聞いてみましょう。

⑥自宅のキッチンで対応できるか確認する

これは予約前に必ず確認してほしいポイントです。

例えば、

  • コンロの数
  • ガス・IH
  • オーブンの有無
  • 冷蔵庫の容量
  • 作業スペース
  • シンク
  • 駐車スペース

など。

ただし、すべてを自分で判断する必要はありません。
不安なら、シェフに写真を送って確認してもらうのも一つの方法です。

私の場合は、お打ち合わせのあと、お写真を送ってもらい事前に確認いたします。

出張シェフでは
「ご自宅のお皿を使わせていただくシェフ」と
「お皿を持参するシェフ」がいます。
人数分のお皿がない場合は買い足していただく必要がある時もあります。また、こんなお皿があって、ぜひ使ってほしいなどのリクエストを受け付けているシェフもいます。
こちらもお問い合わせや予約の段階で必ずチェックしましょう。

⑦「そのシェフと一緒に過ごしたいか」で選ぶ

最後は意外とここです。
出張シェフは、レストランのように料理だけを注文して終わりではありません。
数時間、同じ空間にシェフがいます。
料理について話したり、質問したりすることもあります。
だからこそ、

「この人に家に来てもらいたいと思えるか?」

という直感も大切にしてほしいと思います。

出張シェフを予約する前に確認したいこと

初めて出張シェフを頼みたい時に。次の項目を確認しておけば安心です。

予約前チェックリスト

□ 利用人数
□ 日時
□ 会場(自宅なのか)
□ 料理ジャンル
□ コース内容
□ 料金総額
□ 食材費の扱い
□ 交通費
□ アレルギー対応
□ 子ども料理の有無
□ キッチン設備
□ 食器・カトラリー(自宅のを使うのか、持ってくるタイプのシェフなのか)
□ ドリンク
□ ケーキ
□ 支払い方法
□ キャンセル規定
□ 当日の所要時間
□ 後片付けの範囲

特に「料金に何が含まれているか」と「当日どこまでシェフがやってくれるのか」は、事前に確認しておきましょう。

現役出張シェフの私が考える「いい出張シェフ」の選び方

最後に、出張料理人側から少しだけ本音を書きます。

好みはありますが、基本的に出張シェフの味はいいと思いますし、料理の満足度が高い方がほとんどです。
では味以外でどのようなところで判断するか。
もし出張シェフである僕が、出張シェフを選ぶなら、個人シェフ一択です。(直接シェフに依頼します)
まず「価格がレストランと比べて同等ぐらいか」
をみます。

同等の金額であれば、場所代、人件費がない分、出張シェフの方がレストランより材料費をかけれる可能性が高くコストパフォーマンスが良いと考えれます

それプラス、

①清潔感(白衣にアイロンがかかっていているか。髭は綺麗に剃っているか)
②出張シェフ歴が長いかどうか
③お客様のプライバシーを守れるかどうか
④料理人の経歴

を見ます。

①清潔感

お客様のご自宅にお伺いする以上、清潔感は絶対です。
髭は剃り、髪はしっかりセットし、白衣のアイロンをかけているかをみます。

②出張シェフ歴が長いかどうか

出張シェフ歴が長いかどうかも大事です。
各家庭の火力や調理道具は違うので、歴が浅いと慣れてなく、仕上がりにバラツキがでる可能性があります。

③お客様のプライバシーを守れるかどうか

出張シェフはお客様の個人情報を多く知ることになります。
例えば場所が特定されるようなSNSの投稿(今日はここに行ってきましたというマンションの写真などの投稿)をしているシェフはお客様のプライバシーを守っていないんだなと思ってしまいます。

④料理人の経歴

どこのレストランやシェフの元で働いたかをみます。修行元のレストランやシェフを調べれば、どのような料理を作るかが想像がある程度できます。
また修行期間が短い場合は、引き出しが少なく、お客様のリクエストに応えれらないタイミングが来るかもしれません。
ミシュラン星つきシェフだけでは判断せず、様々な経験をしたシェフはレパートリーも豊富です。
経歴は本当にお客様によく聞かれます。

出張料理では、料理人が一人で現場に入ることが多いです。
お客様と同じ空間で3時間〜4時間ほど作業をさせていただきます。
また、一生に一回の記念日でのご依頼もあると思います。
だからこそ、シェフ選びは慎重に、この4つは判断材料のひとつにしていただければと思います。

名古屋・愛知・岐阜・三重で出張シェフを探している方へ

もしこの記事を読んで、

「一度、自宅で出張シェフを利用してみたい」

と思った方へ。
私は愛知県を中心に、名古屋・岐阜・三重など東海エリアで出張料理を行っています。
フレンチを中心としたコース料理を、ご自宅やご指定の会場で提供しています。
誕生日や記念日だけでなく、

  • 還暦祝い
  • 古希祝い
  • 家族の集まり
  • 小さなお子様との食事
  • 新築祝い
  • ホームパーティー
  • 自宅での接待
  • 別荘での食事

など、さまざまな場面でご利用いただいています。
もちろん、すべての方に私のサービスが合うとは限りません。
料理ジャンルや予算、人数、利用目的によって、他のサービスのほうが適している場合もあります。
だからこそ、まずはこの記事で出張シェフというサービスそのものを知っていただき、そのうえで自分たちに合うシェフを選んでいただければと思います。

名古屋・愛知で出張シェフをお探しの方は、こちらもご覧ください。

出張シェフに関するよくある質問

出張シェフはいくらくらいかかりますか?

サービスによって大きく異なりますが、1人あたり数千円から2万円以上まで幅があります。
ただし、食材費や交通費などが別途必要になる場合もあるため、表示価格だけではなく総額を確認しましょう。

自宅のキッチンが狭くても大丈夫ですか?

シェフによって必要な設備が異なりますが、普段自炊されている環境があれば大丈夫です。

不安な場合は、予約前にキッチンの写真を送って確認してもらうことをおすすめします。

小さな子どもがいても利用できますか?

利用可能なシェフがほとんどです。

子ども用の料理や離乳食などに対応しているシェフもいるため、予約時に相談してみましょう。

出張シェフとケータリングは同じですか?

同じではありません。

出張シェフは現地で調理・提供することが多く、ケータリングは料理を会場へ運び、設置・提供する形式が一般的です。

ただし、サービスによって内容が異なるため、具体的なサービス内容を確認してください。

どんな料理人を選べばいいですか?

料金だけではなく、料理ジャンル、料理人としての経歴、出張料理の経験、口コミ、対応エリア、料金に含まれるサービスなどを総合的に比較するのがおすすめです。

そして最後は、「この人に自宅へ来てもらいたい」と思えるかどうかの直感も大切です。

出張シェフはレストランより安いですか?

一概には言えません。
料理だけの価格を比較すれば、レストランより高くなることもあります。
しかし、自宅まで来てもらえること、移動が不要なこと、貸切に近い環境で食事ができること、料理や片付けを任せられることなど、レストランにはない価値があります。
そして、一番よく聞くお客さまの感想としては、お酒代がかからないこと。
外食だと飲み物代が料理代金と同じかそれ以上かかる場合があります。
その飲み物代を自分達で用意することで、コストを抑えれるという点で、レストランより安く食事を楽しめる場合もあります。
単純な料理代ではなく、食事の時間全体にいくらかかるかという視点で比較すると分かりやすいでしょう。


まとめ|出張シェフはお客様の「時間」をつくるサービス

出張シェフは、単にプロの料理を自宅で食べるサービスではありません。
料理人に料理を任せることで、

大切な人と過ごす時間をつくる。
それが出張シェフの大きな価値だと、私は考えています。

料金や料理ジャンルだけでなく、

  • どんなシーンで利用するのか
  • どんな料理を食べたいのか
  • どんなシェフに来てもらいたいのか
  • 料金に何が含まれているのか
  • 自宅の設備で対応できるのか

を確認して、自分たちに合ったサービスを選んでみてください。
レストランでも、ケータリングでも、出張シェフでもありません。
「自分たちのためだけの食事の時間をつくる」
という選択肢が、出張シェフです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

シェフガッキーの出張料理のホームページはこちら

この記事を書いた人
出張料理人シェフガッキー
⬛︎東海地方の出張シェフ
TVチャンピオン極 缶詰料理王選手権優勝|月間最高26万PVのレシピブロガー|
🇫🇷ミシュラン現3つ星Clos des sens
🇯🇵西麻布ザ・ジョージアンクラブ|六本木グランドハイアット東京|愛知のビストロ|カフェ|バイキングレストラン|やきとり屋など様々な業態を経験し2016年出張料理人として独立。
・得意な料理|フレンチ|缶詰料理|ジビエ料理|欧州料理
・資格|調理師免許|狩猟免許

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